STILL CRAZY

病気と芸術のギリギリをゆく

ワニは本当に一瞬だった

 

ワニ。本当に一瞬だった。

ワニを知ったのは、90日目くらい。

日常を描いていて、そのキャッチーな見た目とあっけないオチに共感を得た。

 

ワニ。

どこへ行ってしまったのか。

ワニは、100日目に亡くなってからほんの数分後に商品として生き返った。

 

ワニは電通案件だった。

最初から決まっていたのか、有名になるにつれオファーが来たのか、、、

そこらへんのことは曖昧だが、

カフェ、映画化、グッズ化という立て続けに金儲けの匂いがぷんぷんした。

 

ワニロス。

みたいなことをしたかったのに、「充分楽しんだでしょ?はい、金ちょうだいね!世の中金だからね!いつまで夢みてんの?」

って、言われてる気分になった。

 

確かに、金は重要だと思うし映画化とかグッズ化は嬉しいんだけど、あまりにも早すぎた。

見せるもんだけ見せたんだから、早く金ちょうだいよって感じだった。まるで、デリヘルの女の子みたいに。